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7号食16日間を終えて

7号食、4月中に終了しました。体験をまとめていなかったので、整理しました。

まずは最後の3日の記録です。
14日目・・・
朝起きると顔のムクミが出た。
便通は、雑穀玄米だけだった時とは違い、出やすくなった。色も薄く変化。
今日は外出だったので、欲に任せて、玄米せんべい(無塩、ごまと玄米のみ)を頬張ってしまった。自然食品店で購入した ムソーの玄米フレークにも手を出してしまう。サクサクとした食感が溜まらなく嬉しい。結局、食事は一日に、玄米おにぎり2個とお味噌汁、玄米せんべいと玄米フレーク。お菓子のようなものを食べるというのは、かねてからの悪習慣だと認識反省。

15日目・・・
いよいよあと2日になって、コントロールがきちんとできづらくなってきた。
玄米クリーム(おかゆ)とお味噌汁(具は菜花と出汁の冬菇、切り干し大根)
玄米フレーク。
オニオンスライス(ごま塩かけ)とオニオンソテー(油なし)を作って食す。このくらいは良しとする。(都合いいか?)
便通はさらによくなる。

16日目(最終日)・・・
ムクミが出る。
朝は、玄米ごはん一膳にお味噌汁。
夕方に、おにぎり100g×2個とお味噌汁、それに玄米甘酒。
おやつに玄米ポンせん。
玄米ごはんはとても美味しく感じる。
14、15日目と少し気が緩んだが、最終日、しっかりとやり終える。

日常食1日目・・・
7号食期間中、食べたくなったものは、
野菜、せんべい、カシューナッツ、餃子、など。
甘いものは一切欲しなかった。玄米甘酒すら美味しく感じなかった。
朝は、楽しみにしていたヒポクラテススープ(ゲルソン療法の野菜スープ)。亜麻仁油をたらし、いただく。
大きい椎茸と新タマネギをソテーしていただく。
ランチは、絶対に行こうと決めていた、アッラクチーナデルソーレのスープとパスタのランチ。ちょっといきなり食べ過ぎ。
いきなりガス腹になる。野菜が原因か?
味覚は鋭敏になっている。味の濃さが気になる。甘いものが口に合わない。カラダが欲していない。

日常食2日目・・・
行きたかったもう一件のレストランでの会食。もう昨日今日で外食はこれで満足。欲は満ちたので、日常食をシンプルに食べ過ぎに気をつけながら続けたい。


動機と目的のおさらいと、その結果。
⚫︎毎年この時期に行っている減食を、初めて行う7号食でチャレンジしてみようと思った。
⇒ 日ごろ、野菜食なので、玄米食はそれよりも栄養価が高く、ごはんの量に制限がなかったため、いささか食べ過ぎの傾向が。減食にならなかった。

⚫︎体験しないで、人に話したり伝えたりはできないので、まずは自分が実践しようと思った。
⇒ 食事を変える、食生活を見直す、という点において、7号食は誰でも比較的簡単に、玄米と雑穀さえ調達できれば、お金をかけずに、決意したらすぐに始められるという点で、優れているとも思う。
食事制限、健康食の手法は数限りなくあり、いずれもある観点においては有効であろうが、正しい知識も、実践に至らなければ意味がないので、その点、7号食は、体験することを薦めやすいと思った。

⚫︎食をコントロールすることで、顕になる自分のパターンがあれば、それを確認したいと思った。
⇒ 自分にとって、料理をする、ということがどれだけ大事なことか、創造性を料理することで活性化し、バランスしているということが、よく分かった。この創造性は、活かすべきだと認識。
味覚の好みとしては、甘いものは不要で、塩気のあるもの(塩っぱ過ぎるものは論外)で、食感がサクサクハッキリしている硬いものを好む傾向がある。せんべい、カシューナッツなど。

⚫︎体内に取り込む情報としての食を整理し、シンプルにすることで、感覚を研ぎ澄ませたかった。
雑穀玄米のみの食事によって、感覚が研ぎ澄まされるのを期待したが、心身の不安定さに悩まされた。これは、この個体のおそらくは生体エネルギーパターンであるとも思った。そこを根底から変えていくには、もっと深く潜らなければ到達できないとも感じた。
ただ、取り込むもののシンプルさによって、カラダの交通整理はできたと思う。

⚫︎非日常的体験によって、カラダや心がどう反応するのか楽しみたかった。
食べる、という行為が、どれだけ、生きるモチベーションになっているのかが、分かった。どこかへ出かけるにしても、必ず、行動の動機に、食を絡ませていることが判明。用事があって出かけたら、帰りにどこか美味しそうな飲食店を探す、とか、お土産に食べ物を買って来ようとか。

⚫︎体質改善。
重度の貧血で、栄養吸収がうまく行っていないことが分かっていたが、体感としては、動悸息切れがして階段や坂道が苦しかったのが、にわかに、動きやすくなった。階段もサクサク上れる。筋肉は落ちてしまっていて、毛細血管の働きが悪いのがよく分かるので、それは改善していきたい。
7号食中、朝起きると、むくんでいる日が何日かあった。これは、明らかに、塩分摂取が過ぎたためだろうと思われる。腎が弱いこともあり、ミネラルバランス(ナトリウムカリウム)がうまく行っていないのだろう。
これについては、明らかに、ゲルソン食が体質には合っているものと思われる。この点は、さらに観察を進めたい。
昨年のファスティングで、塩抜きを行った時、一気に水が抜けて、カラダが軽くなった時の爽快感は忘れられない。個人的に特に、体質改善するには、ミネラルバランスを無視することはできないと思った。

⚫︎減量目的も少し(あまり期待はしていなかった)
最初の数日で1キロくらいは減ったが、あとは変化なし。復食期に入ると、むしろ増えてしまったくらいだった。
運動不足、というのも大きな理由のひとつだと思う。
食を見直し、体調を管理していく場合に、運動は必ずセットで取り組まねばならないことだろう。

以上、極めて個人的な記録だが、7号食は、気軽に始められるので、次に行う時のための参考にしたい。
7号食とは言えないが、10日間でなく、数日、玄米食にする、というだけでも、一度、体験しているので、カラダの整理にはなるかとも思う。
「食を制するもの、人生をも制する」と整体の師匠には教えられた。
食という日常を、時々、非日常にすることで、マンネリ化するパターンを組み換えるきっかけとなったり、考えや行いを見直すチャンスとして、意図的に、人生という旅の乗り物である肉体をうまく、乗りこなすことができればいいのではないかと思う。(以上)

7号食16日間を終えて_a0246435_1304121.jpg16日目最後のお食事。

7号食16日間を終えて_a0246435_1304181.jpg15日目ちょっとオイタ。新タマネギの油なしソテー。

7号食16日間を終えて_a0246435_130401.jpg日常食第1食目。ヒポクラテススープ(ゲルソン野菜スープ)と椎茸のソテー。

7号食16日間を終えて_a0246435_1304051.jpg私を破滅に追いやるもの??7号食中に食べたかったものツートップ。


7号食メニュー写真集(*^^*)
http://sweett4u.exblog.jp/19766608/
by sweett4u | 2014-05-03 00:00 | たべもの